アメリカでお米を買う
日本から来た人間がアメリカで暮らすにあたり、お米の良し悪しはQOLに大きく影響します。そんなアメリカのお米事情です。
アメリカでお米は買える?
お米は普通のスーパーでも買えるが。。
普通のスーパーに行けば、お米はどこでも買えます。というのも、日本では米の需要減に伴い生産量も減っていますが、実はアメリカは今では日本よりお米の生産量が多いのです。
また十分美味しいお米も手に入るようになりました。しかし問題は美味しいお米がどのスーパーにもあるわけではないということ。はっきり言うと、日本食材を取り扱うようなアジア系スーパーでなければまともなお米は買えません。
なので近くになければ日系スーパーの通販で買うのも手です。
住む家を探すとき、まともなお米が買えるアジア系スーパーがあるとQOL爆上がりです!
おすすめのお米と買ってはいけないお米
まずおすすめのお米はこちら。
田牧ゴールド
アメリカで美味しいお米といえば最も有名なのがこちらの田牧ゴールド。カリフォルニア産コシヒカリで日本のコンクール受賞歴もあります。コシヒカリが好きなら迷わずこれを買いましょう。また、あきたこまち品種の田牧クラシックもあります。
確かに美味しく、冷めても硬くなりにくいです。冷凍しても問題なし。その分価格は高く、最近買ったのは15ポンド(6.81 kg)で44.99ドルでした。高っ!笑
玉錦
こちらも評判の良いお米。コシヒカリと夢ごこちのブレンド。安くはないので私的にはこれを買うなら田牧ゴールドを買いたいです。あと同じくらいのグレードで「かがやき」というお米もあります。
次に、ときには買うこともあるお米。
錦
普通のスーパーでもよく見かける有名なお米。私も田牧ゴールドが品切れになっているなどの緊急事態には買うことがあります。
日本で一般的な短粒米ではなく中粒米のジャポニカ米の一種で少し粒が大きめ。風味は弱く、炊き立てはまだしも冷めると硬くなりやすいです。冷凍にも不向き。
最後に買ってはいけないお米はこちら。
國寶などのカルローズ
これも普通のスーパーによくあるお米。カルローズと呼ばれる中粒米。他に、白菊や牡丹というのも同じカルローズ。錦との大きな違いとして、これらにはBroken Riceが含まれています。
これらは買ってはいけません。
アメリカで炊飯器は必要?
あれば便利だけどなくてもそんなに困らない
私も日本では当たり前のようにずっと炊飯器を使っていましたが、アメリカに来てからは鍋で炊いています。我が家の電気コンロ(Electric stove)ではこんな感じ。
- お米を研ぐ。
- お米の量の1.2倍くらいの水を入れる。
- お米が白くなるまで浸水させる。(15分〜)
- 蓋をしてグツグツするまで強火にかける。
- そのまま強火で2分30秒くらい。(吹きこぼれないように蓋を開け閉め)
- 火を止めてそのまま放置(15分くらい)
事前に2までやって放置しておけばあとは食べたいとき火にかけるだけなのですぐ食べられます。また、必然的に炊き立てを食べることになるので美味しいです♪
予約や保温をしたければ炊飯器も便利
日本の炊飯器はそのままでは使えないため、120V対応の海外用炊飯器か、日本の炊飯器を使う場合は120V→100Vの変圧器が必要です。我が家も一応変圧器は買ってあります。
アメリカでは炊飯器がなんと10ドル台から売っていますが、海外メーカー製は日本のお米に合わせて作られていないので基本的におすすめしません。日本メーカーの海外用炊飯器もありますが、価格が高い上に選択肢が少ないので、日本でお使いのものを持ってきた方が良いと思います。
まとめ
コシヒカリ好きなら田牧ゴールドが正解
お店ではまず美味しいご飯は出てこないので、せめて家では美味しいお米が食べたいものです。笑